News Use Across Social Media Platforms 2017
雑記です。
2016年から2017年にかけて、ソーシャルメディア(経由)でのニュース閲読/視聴は、50歳以上、非白人、学士を持っていない人で増加。非学士で69%なのでかなりのカバー率。2015以降はアルゴリズムとか良くわかっていない層が増えているのは確実。
とはいえFacebookは飽和状態で、ニュースソースとしての利用はTwitter, YouTube, Snapchatが増加。
が絶対量で見るとFaebookダントツ。米国人の66%がそれを使い、うち45%はそこからニュースを得ている。それで絶対量の二番手はYouTube。動画の時代かぁ。率で見ると、Twitterが15%がサイト利用でそのうち11%がニュース入手と最も高い11/15=73%。
アメリカではTwitterとFacebookの利用者年齢は近いのだな。ただしツイッターの方が高学歴。恐らく情報系と会話系ということなのでしょう。Facebookは女性の方が利用者多いし。
Snapchatは若すぎ。Instagramの方がやや若い程度。女性が6割ほどという点は両者共通で、非白人比率が高い点も共通。テキスト文化ってアングロサクソン文化なのかなぁ。
LinkedInは白人高学歴なのは当たり前。私は使っていません。
Mary Meeker Internet Trends 2017 Memorandum
Smartphone Unit Shipmentは15億台弱で、2016年の対前年成長は3%まで低下(p.7)
Smartphone Installed Baseは28億台。対前年12%(p.8)
アメリカでのDesktop/LaptopのTime Spentは変わらず1日2.2時間。Mobileは伸び、3.1時間(p.9)
Adblock Penetration Germany Desktop28%, Mobile1%, India Desktop1%, Mobile28%, Indonesia Desktop8%, Mobile58%, Japan Desktop3%, Mobile n/a. (p.18)
Share of Retail paid clicks on Google, USA 52%と上昇(p.21)
Pinterestは商品のBrowse & Buyの場所として力を増す(p.22)
Google Lens will provide greater context of images. 写真撮影でその店のReviewが、その花の名前が。(p.43)
20% of Mobile Queries made via voice(p.46)
Amazon Echo Installed Base, USA 1100万台(p.47)
Allbirdsの靴は顧客の要望を取り入れ、選択肢を少なくして成功(p.61)
Unwrapping Boxes becoming Entertainment(p.67)
Lowe'sではGoogleのARを借りて、店のどこに写真の商品があるかを紹介して,誘導(p.70)
26億人のGamer(p.81)。それはやりようによっては学習にも使える。
Gamificationの例:Duolingo(edu), Mango Health(personal health), Acorns(Personal Finance), myfitnesspal(exercise)(p.128)
Data Volume, 2015 12ZB→2025 163ZB(p.132)
eSportsがミレニアルには人気(p.140)
Spotify Subscribers, 5000万人(p.157)
IT infrastructure spend, GlobalはTraditional Data Centerが2013の76%から2016は63%へ。残りはCloudへ。(p.181)
Public Cloud Respondent Running Applications, 2017. AWS57%, Azure34%, GCP15%, IBM8%.(p.182)
Internet Trafficの半分は人だが、半分はボット(p.192)
2016 China Mobile Internet 140分/日でTVより多い(p.203), WeChat, QQ, GamesなどTencent Groupのアプリが利用時間の7割を占める。(p.204)
China on demand bikeの市場がでかい(p.214, 215)
China Mobile PayはAli Pay54%, WeChatPay40%でここではAlibabaグループがリード(p.219)
Street foodの1ドル前後、数セントのチップとしても払われる(p.221)
China Mobile BtoC eCommerceがすごい。流通額5000億ドル=55兆円日本の3.6倍。ただしDesktopはすでに減少。(p.225)
China Online Advertising 2016, 400億ドル、4兆4000万。日本の4倍。
India Smartphone sihpmentが携帯電話全体の半分超えてきた(p.237)
India eCommerceはまだ混戦。(p.248)
Indian Payment Paytm, 2017年3月2億1500万登録者(p.263)
オープンエイト 高松雄康さんゲスト講師
教えてもらったスマートフォン向け動画広告の話を他のブログで書きました。
企業のマーケティング活動で、「ウェブを用いるのは当たり前」という感覚は若い人ほど強く持っているはずです。
NHK放送文化研究所による「日本人とテレビ・2015」調査(対象は16歳以上の男女)では、テレビを見る時間について「ほとんど、まったく見ない」「30分ぐらい」「1時間」と回答した人の合計が全体では24%。これに対して、16〜19歳では41%でした。逆にインターネット(メールを除く)を毎日利用する人は全体では38%。16〜19歳では65%でした。
(続きはこちらで↓)
2年ゼミ教材『インターネットとhogehoge』
年間30回のうち6回は知識習得を目的として下記の論考を読むことにします。理解すべきキーワード5つの説明・定義と800字の要約を各人が作って紙で人数分持参すること。
第1回:インターネットと情報の量と質
『99.996%はスルー 進化と脳の情報学』
竹内薫・丸山篤史, p.44-63.
「「情報の接触経路」の破壊的変化に新時代のデジタル戦略は即応すべきだ」
藤村厚夫, Journalism, p.6-14.
Naverまとめインセンティブ制度
奨励金制度の詳細(2014年9月~) - NAVERヘルプセンター
第2回:インターネットと人間関係
「ケータイの現在 アドレス帳としてのケータイ」
辻泉, 『デジタルメディア・トレーニング』p.23-45.
『つながりっぱなしの日常を生きる ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの』
ダナ・ボイド, p.8-44.
書評:つながりっぱなしの日常
第3回:インターネットと組織/協働
「オープン・イノベーションという新たな武器」
星野達也, 『ダイヤモンド・ハーバード・ビジネスレビュー』, 2015 June, p.85-93.
「今、大きな注目を集めるクラウドファンディング」
山本純子, 『クラウドファンディング』, p.10-54.
第4回:インターネットと企業広報
『メディア化する企業はなぜ強いのか』
小林弘人, p.44-91.
「トリプルメディア+1 マーケティングのエコシステムを活用するためのオウンドメディア「コカコーラパーク」のプラットフォーム化」
江端浩人, 『マーケティングジャーナル』, 31(3), p.29-44.
第5回:インターネットと産業構造
「プラットフォームビジネスとは」
根来龍之, 『進化するプラットフォーム』, p.81-108.
「オンデマンド」サービス/労働の社会的意義
海部美知, KDDI総研レポート, 2016年2月号
第6回:インターネットによるモノと能力の接続
「IoTからIoAへ、人類を拡張するネットワーク」
暦本純一, 日経エレクトロニクス, 2016.02, 89-101.