Mary Meeker Internet Trends 2017 Memorandum

Smartphone Unit Shipmentは15億台弱で、2016年の対前年成長は3%まで低下(p.7)

Smartphone Installed Baseは28億台。対前年12%(p.8)

アメリカでのDesktop/LaptopのTime Spentは変わらず1日2.2時間。Mobileは伸び、3.1時間(p.9)

Adblock Penetration Germany Desktop28%, Mobile1%, India Desktop1%, Mobile28%, Indonesia Desktop8%, Mobile58%, Japan Desktop3%, Mobile n/a. (p.18)

Share of Retail paid clicks on Google, USA 52%と上昇(p.21)

Pinterestは商品のBrowse & Buyの場所として力を増す(p.22)

Google Lens will provide greater context of images. 写真撮影でその店のReviewが、その花の名前が。(p.43)

20% of Mobile Queries made via voice(p.46)

Amazon Echo Installed Base, USA 1100万台(p.47)

Allbirdsの靴は顧客の要望を取り入れ、選択肢を少なくして成功(p.61)

Unwrapping Boxes becoming Entertainment(p.67)

Lowe'sではGoogleのARを借りて、店のどこに写真の商品があるかを紹介して,誘導(p.70)

26億人のGamer(p.81)。それはやりようによっては学習にも使える。

Gamificationの例:Duolingo(edu), Mango Health(personal health), Acorns(Personal Finance), myfitnesspal(exercise)(p.128)

Data Volume, 2015 12ZB→2025 163ZB(p.132)

eSportsがミレニアルには人気(p.140)

Spotify Subscribers, 5000万人(p.157)

IT infrastructure spend, GlobalはTraditional Data Centerが2013の76%から2016は63%へ。残りはCloudへ。(p.181)

Public Cloud Respondent Running Applications, 2017. AWS57%, Azure34%, GCP15%, IBM8%.(p.182)

Internet Trafficの半分は人だが、半分はボット(p.192)

2016 China Mobile Internet 140分/日でTVより多い(p.203), WeChat, QQ, GamesなどTencent Groupのアプリが利用時間の7割を占める。(p.204)

China on demand bikeの市場がでかい(p.214, 215)

China Mobile PayはAli Pay54%, WeChatPay40%でここではAlibabaグループがリード(p.219)

Street foodの1ドル前後、数セントのチップとしても払われる(p.221)

China Mobile BtoC eCommerceがすごい。流通額5000億ドル=55兆円日本の3.6倍。ただしDesktopはすでに減少。(p.225)

China Online Advertising 2016, 400億ドル、4兆4000万。日本の4倍。

India Smartphone sihpmentが携帯電話全体の半分超えてきた(p.237)

India eCommerceはまだ混戦。(p.248)

Indian Payment Paytm, 2017年3月2億1500万登録者(p.263)

オープンエイト 高松雄康さんゲスト講師

教えてもらったスマートフォン向け動画広告の話を他のブログで書きました。

企業のマーケティング活動で、「ウェブを用いるのは当たり前」という感覚は若い人ほど強く持っているはずです。

NHK放送文化研究所による「日本人とテレビ・2015」調査(対象は16歳以上の男女)では、テレビを見る時間について「ほとんど、まったく見ない」「30分ぐらい」「1時間」と回答した人の合計が全体では24%。これに対して、16〜19歳では41%でした。逆にインターネット(メールを除く)を毎日利用する人は全体では38%。16〜19歳では65%でした。

(続きはこちらで↓)

きょうもトケコミ: スマホ向け動画広告のお話(ウェブ・マーケティング論ゲスト講義)

2年ゼミ教材『インターネットとhogehoge』

年間30回のうち6回は知識習得を目的として下記の論考を読むことにします。理解すべきキーワード5つの説明・定義と800字の要約を各人が作って紙で人数分持参すること。

 

第1回:インターネットと情報の量と質

『99.996%はスルー 進化と脳の情報学』

竹内薫・丸山篤史, p.44-63.

「「情報の接触経路」の破壊的変化に新時代のデジタル戦略は即応すべきだ」

藤村厚夫, Journalism, p.6-14.

Naverまとめインセンティブ制度

インセンティブ制度の詳細 - NAVERヘルプセンター

奨励金制度の詳細(2014年9月~) - NAVERヘルプセンター

 

第2回:インターネットと人間関係

「ケータイの現在 アドレス帳としてのケータイ」

辻泉, 『デジタルメディア・トレーニング』p.23-45.

『つながりっぱなしの日常を生きる ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの』

ダナ・ボイド, p.8-44.

書評:つながりっぱなしの日常

yuichisasaki.hateblo.jp

 

第3回:インターネットと組織/協働

「オープン・イノベーションという新たな武器」

星野達也, 『ダイヤモンド・ハーバード・ビジネスレビュー』, 2015 June, p.85-93.

「今、大きな注目を集めるクラウドファンディング

山本純子, 『クラウドファンディング』, p.10-54.

readyfor.jp

www.kickstarter.com

camp-fire.jp

 

第4回:インターネットと企業広報

『メディア化する企業はなぜ強いのか』

小林弘人, p.44-91.

「トリプルメディア+1 マーケティングのエコシステムを活用するためのオウンドメディア「コカコーラパーク」のプラットフォーム化」

江端浩人, 『マーケティングジャーナル』, 31(3), p.29-44.

c.cocacola.co.jp

 

 

第5回:インターネットと産業構造

「プラットフォームビジネスとは」

根来龍之, 『進化するプラットフォーム』, p.81-108.

「オンデマンド」サービス/労働の社会的意義

海部美知, KDDI総研レポート, 2016年2月号

play.google.com

www.airbnb.jp

https://www.uber.com/

 

第6回:インターネットによるモノと能力の接続

 

 

「IoTからIoAへ、人類を拡張するネットワーク」

暦本純一, 日経エレクトロニクス, 2016.02, 89-101.

 

 

 

 

トケコミ20周年シンポジウムを終えて

12月12日のコミュニケーション学部開設20周年記念シンポジウムの備忘録。

客観世界は存在しない。主観世界は交流し、影響し合う。(ドミニク・チェン)

個人が作りソーシャルメディアにアップロードされた情報やプレイリストが多くの人に見聞きされ利用される。多くの人に向けて発信されたニュースが個人の解釈を伴って自分のソーシャルメディアに流れてくる。つまり向きの異なるふたつの流れがウェブでは交差している。(藤村厚夫)

ことばは出来ない方が良いこともある。ことばができてしまうと、こちらの希望に対してNOが宣告されてしまう。ことばができなくても、僕がカメラとともに相手に近づいていけばNOとは言われない。(荻野NAO之)

不正確な部分は容赦してもらうとして、こんなことばがエッセンスとなったシンポジウムであった。つまりは、コミュニケーションはつねに主観によって(ある程度の)ハイコンテキストで展開されているというわけだ。

その晩に届いた西垣通さんからのメールがまたこれを発展させる内容で、本人は「まあ、当たり前のことですが」と添えてはいるが、素晴らしい。私なりに少し編集して書くと、

それに対してコンピュータはコンテキストフリーを目指した論理機械であった。とはいえそれが用いるアルゴリズムによって、逆に「わかりあえる少数の人々のハイコンテキスト・コミュニケーション」がネットでは生まれつつあるという面もある。したがって、大切なのは「両者の緊張関係を意識しつつ、ハイとローをむすぶメタな立場でのコミュニケーションのあり方を考えること」ではないでしょうか。(西垣通

人間=機械複合系ということであるが、私も次の20年で、学生に伝え、少しは貢献していきたい部分である。